学ぶ機会どう作る?子どもの長期入院と孤立…小児がんで1年間入院した当事者「自分の命が1番大切なのに、学習面での不安に襲われた」 ABEMA Prime 2025/10/05 12:15 拡大する 子どもにとって、社会との繋がりの場となる学校。しかし、長期入院の子どもたちはそうした教育機会さえも失われがちだという。実際、小児がんを発症した子どもの約87%は転校、さらには休学、退学を余儀なくされている。 元いた学校にいられなくなった場合に通うのが、病院内に設置されている「院内学級」。学校と同じように授業が行われるが、時間割や内容は子どもの体調に合わせて決まる。 去年、約半年間院内学級に通っていた飯原結仁くん(10)は、「学校みたいに勉強が終わっても、遊びができる。勉強がわかりやすかった」と振り返る。一方で「仲良い友達と喋れないから会いたい気持ちもあった」と寂しい思いも感じていた。結仁くんの母親は「院内学級に転校してるので、他の学校に行って授業を受けることはできない。オンラインでもダメって言われた」と明かす。 続きを読む