“ママ友メディア”として変わりゆく価値観に合わせた企画を

人気を集めるのが…特集の“読み物”
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 VERYで人気を集めるのが特集の“読み物”。10月号の企画は「息子の背を伸ばしたくなるのはなんでだろう」というものだ。

 身長に関してコンプレックスを抱いた経験があるモデルと文筆家が対談し、背が高いことが社会の中で“男らしさ”の象徴として扱われてきたことなどを専門家が解説。親が望む理想の姿・性的な記号を、知らず知らず子どもに押し付けてしまう可能性について示している。

「『男の子の背を伸ばしたい気持ちの中には、ママたちにある無意識のジェンダーバイアスがあるのでは』という視点が、今までやったことがないジェンダー企画だなと思い特集化した」(羽城麻子編集長、以下同)

 時代に合わせ、“夫婦間のジェンダーギャップ”解消などにつながる企画も多く取り入れる『VERY』。読者の変わりゆく価値観に敏感でいられるのも、読者調査の賜物だという。

「子どもが寝た後に、『夜、紙面をめくるとホッとする』というお声を読者調査で頂くことが多い。ホッとできる存在というところで、見て楽しい気持ちやハッとするというところで、手に取っていただける部分でもあるのかなと思う」

「引き続き『ママ友メディア』だと私としては思っており、ママの気持ちに寄り添えるために、いろいろなママたちの日々の悩みをキャッチしていきたい。ファッションでもありライフスタイルにおいての課題に共感できるような切り口で提供していきたい」

(『ABEMAヒルズ』より)

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