もしこれが「いけないもの」を覗いている行為であれば、弁護士によると「3年以下の懲役、あるいは300万円以下の罰金」となる可能性もあると聞き、より不安を募らせる。そして、依頼者と間探偵は、ニセ番組を装い、意を決しておじいさんの自宅を訪ねることにした。

 自宅にいたのは、体が少し不自由なご主人と奥様だった。ご主人は、19年前にゴルフ場で脳梗塞で倒れて以来、右側が麻痺し、リハビリを続けているという。奥様は、ご主人が倒れた時に「代わりになってあげようと思った」と語り、涙を見せる場面もあった。しかし、2人がリビングの隣の部屋にお邪魔すると、そこには双眼鏡が発見された。

望遠鏡で覗いていた真相とは?