名良橋氏は「これは難しいと思いますよ」
神田のユニホームが引っ張られて伸びるシーンが映し出される中、原氏は「ブルゴーが掴んでいるんじゃなかろうかというところなんですよ。ほら、ユニホームが伸びていますよ!ここね!ちょっと(腕を)振ってませんか?どうですか?だって、掴んでましたよ」とヒートアップ。名良橋氏は「そうですね。これをどう見るかですね。右腕は引っ張ってますよね」と相槌を打った。
さらに、名良橋氏が「背中も引っ張ってる」と言い出した瞬間、原氏が食い気味に「腕も引っ張ってる。そうか!」と反応し、名良橋氏が「背中と右手、ほら!」と主張した。
しかし、その後に神田とブルゴーの背中からの映像を確認すると、原氏は「あっ、でも神田選手の右手も。どうかな、お願いします」と、か細い声で神田のファウルの可能性も示唆し、名良橋氏は「これは難しいと思いますよ」と添えた。
そして、ガルシア主審は映像確認を終えると、マイクを使って神田とブルゴーがお互いにホールディングをしていたと説明。ノーファウルでPKなしの判定が下った。このジャッジに名良橋氏は「ないかー」と残念がり、原氏は「お互いってことですか…」と悔しそうだった。
原氏と名良橋氏は、実況・解説として今大会に出場した選手たちを高校年代から見守ってきており知識が豊富で思い入れも強い。全力応援とも言えるスタイルで、若き日本代表の戦いを熱く伝え続けた。
(ABEMA de J SPORTS/FIFA U-20 ワールドカップ チリ 2025)

