公明党内から「邪魔しているように見えるのは良くない」の声も

公明党・斉藤鉄夫代表
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 斉藤代表は、協議がまとまらなければ総理大臣の指名選挙で高市氏に投票しない考えを示すなど、強気の姿勢を崩していない。一方で党内からは「初の女性総理への期待感がある中で、公明党が邪魔しているように見えるのは良くない」との声も上がっており、9日夜、全国の地方議員から意見を聞くことにしている。

 こうした状況を受けて、臨時国会の召集は20日以降にずれこむ見通しだ。補正予算案の審議や来年度予算案の編成にも影響を与えかねず、物価高への対応が急務となる中でさらに政治空白が続くことになりそうだ。

 ニュース番組『ABEMAヒルズ』コメンテーターで精神科医の熊代亨氏は、高市氏の表情に注目した。

 国民民主党や公明党の議員らと笑顔で話す高市氏の様子について、「非常に笑顔を見せていたりというところでは、この笑顔の裏、逆に言うと、やっぱそれだけ大変な状況だっていうことも想像できますかね。心の内まではわからないが振る舞いや行動のレベルでは、いろいろな政党の方と話をするんだということが、表情などにすごく表れているのではないか」と語った。(『ABEMAヒルズ』より)

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