森田氏は、応募してくる人物像について「大学生とかで、アニメが大好きでそのアニメからパチンコを打ち始めたとか、そういう人からするとパチンコを打ちたい、そのアニメの演出を見たい。パチンコは打ちたいけれど、お金を減らしたくないっていう人が一定数いて、その中で、しかもお金もらえるんだと喜びを感じる人もいる」と語る。

 打ち子の存在はSNSの台頭で簡単に募集しやすくなり、今も店側とのいたちごっこが続いている。しかし、このようなグレーな働き方にはリスクが伴う。「聞いたことがあるのは。バックレられちゃったこと。最後にお金をもらえるという話だったのに、連絡つかなくなるケースも聞いたことある。それこそ口約束で、雇用形態も何もないので、そこがやっぱりグレーなところ。逃げられてしまったら、やっている自分も悪い」。

 打ち子募集は、本人たちが騙されるだけでなく、闇バイトに誘導されるケースもあるという。「(闇バイトも)起こり得ると思う。やっぱり打ち子をやる人は普通の人じゃない。パチンコが好きでパチンコに勝てない人がやる。(打ち子の)知り合いの人は免許証のコピーを取られたと言っていたので、個人情報が詐欺とかに使われるのは大いにあり得る」と警鐘を鳴らした。

(『ABEMA的ニュースショー』より)

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