【映像】ブラジル守備陣を圧倒する強靭ヘッド弾
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 上田は今季、オランダのフェイエノールトで開幕から8試合先発フル出場を続け、すでに8得点と圧倒的なパフォーマンスを披露。日本代表でも、10日のパラグアイ戦の終了間際に決めた同点弾に続く2戦連発であると共に、日本にとってブラジルに初めて勝利を収めた歴史的な決勝点。試合後のインタビューでは「伊東選手からいいクロスが上がっていましたし、チャンスは少しずつ増えている感覚があったので取れる自信はありました。(逆転点は)特別嬉しいですし、気持ち的にはその前のシーンで決めたかったですが、意味あるゴールを取れたので嬉しいです」と、日本を引っ張るストライカーは笑顔を見せていた。

 ブラジルは2025年5月にカルロ・アンチェロッティ監督が就任して以降で、2失点以上を喫した試合はこれが初めて。イタリア代表を始め、イタリア、イングランド、フランス、スペイン、ドイツのビッグクラブを率いてきた名将が率いるチームに、日本はホームで堂々の逆転劇。これまで0勝2分11敗だった“サッカー王国”に対して、国際Aマッチでは14試合目にして初の白星を飾る快挙を達成するなど、上田のゴールで歴史を動かしてみせた。
ABEMAサッカー日本代表) 

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