麻生太郎氏
【映像】39歳で初当選、46年前の若かりし麻生太郎氏
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 自民党が今、大きな危機に立たされている。4日に高市早苗氏が新総裁となったが、長く手を組んでいた公明党が26年間続いた連立を解消。そもそも少数与党となっていたところ、さらに過半数から遠のく中、日本維新の会との連立協議を進め、維新が求める議員定数削減に応じる方針だという。そんな中“キングメーカー”として存在感を増しているのが、1年ぶりに副総裁に復帰した衆議院議員・麻生太郎氏だ。

【映像】39歳で初当選、46年前の若かりし麻生太郎氏

 自民党の党4役のうち、麻生氏の義弟・鈴木俊一氏と総務会長の有村治子氏の2人が麻生派から就任。「第2次麻生政権」と指摘する声も出始め、また総裁選でも麻生氏の発言が、大きく影響したと見る識者も多い。党内で唯一残る派閥を率い、85歳となった今も多大な影響力を持つ麻生氏について、麻生派・河野太郎氏、麻生政権時の担当記者に話を聞いた。

■総裁選で高市氏を支持、麻生氏の影響力は
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