■年齢×服装への「べき論」なぜ?

柏木由紀
拡大する

 おじさん・おばさんが着るべきでない服装(SNS参考)について、男性は「パーカー」「短パン」「柄シャツ」「ロゴやブランド」「サンダル」。女性は「ミニスカート」「ヘソ出し」「キャミソール」「ワンピース」「フリル」などが挙げられている。

 元AKB48柏木由紀は、「ノースリーブおばさん…そういうこと言われるのは、わかりつつ私も夏は結構出しちゃう。でもすごい暑がりだ。
Tシャツだと色が全部変わっちゃうぐらい汗かいちゃうから、半分は仕方なく着てる。天秤にかけたとき、『汗かきたくない』が勝つから、もう意志を持って肩を出してる」とコメントする。

 “大物マダムタレント”のアレン様は前提として「年を取ってようが、その人の人生だから他人がとやかく言うことじゃない」としつつ、「街中を歩いてて、例えば50〜60代の方がすごい露出した格好で歩いてたりすると目はいってしまう。それが人間の自然な反応になってしまうのは事実だ。だけど、それは変な目で見てるとかじゃなく、『すごいな』みたいな目線。だから見られるのが嫌だったら、そういう格好しちゃダメだし、私も見られたくない日は普通の格好してる」と語った。

 この日、パーカー、短パン、ブランド物を身につけてる壁画アーティスト、『OVER ALLs』代表の赤澤岳人氏は、「実は一般企業に勤める男性は、人生の中で好きな格好できるのはたったの3年だ。中学、高校は校則に縛られ、大学3年間だけは髪染めたり、ファッションを楽しむ。就職活動が始まれば、リクルートヘアに戻して、髭を剃って、ピアスを外す。就職すれば、スーツを着て、会社員らしい格好をして、一生を終えていく。そして定年退職して、髪染めようと思ったら、髪の毛はもうないかもしれない。好きな格好ができるのが一生のうち3年って考えたら、すごい儚い。その反動でこうなっちゃってるのかもしれない」と弁明した。

■アレン様「意味のないドレスコードはある」
この記事の写真をみる(8枚)