【ブンデスリーガ】マインツ3-4レヴァークーゼン(日本時間10月18日/メーヴァ・アレーナ)
希望を繋ぐ重要なワンプレーだった。マインツの日本代表MF佐野海舟がみせたゴールライン上でのスーパークリアが脚光を浴びている。
日本時間10月18日にブンデスリーガ第7節が行われ、マインツはホームでレヴァークーゼンと対戦。両チームともにゴールを奪い合う激しい試合展開となった中で、1点差で迎えた試合終盤に佐野がビッグプレーを披露した。
マインツが3ー4と追いかける展開で迎えた90+3分、レヴァークーゼンが試合を決定づけるべくダメ押しのゴールを狙う。
自陣からのカウンターでレヴァークーゼンFWエリーゼ・ベン・セギルにボールが渡ると、ベン・セギルはボックス内で自らに相手を引きつけてからフリーのMFアレイシ・ガルシアにパス。折り返しのボールを受けたスペイン代表MFは、すかさずゴール正面へグラウンダー気味のシュートを放った。
前掛かりになっていたマインツは、アレイシ・ガルシアにボールが渡った時点で完全に崩されていたが、佐野は急加速で相手2人を追い抜いてゴール前へカバーに入り、ラインギリギリでボールをクリアした。
仮にゴールが決まっていれば勝敗が決定づいた絶体絶命の場面で、佐野が希望を繋ぐ好守備でチームを救った。
この神クリアはABEMAのコメント欄やSNSでも話題を集め、ファンからは「佐野!!!」「なんでそこにおるんや!!」「佐野やばい!佐野えらい!」「すげーぞ佐野」「代表戦でもフル出場して今日もフルで貢献」「佐野のスタミナえぐすぎるやろ」と称賛の声が集まった。
昨年夏の加入からマインツでの全公式戦で先発出場を続ける佐野は、代表ウィーク明けの今節もフル出場。この場面でも豊富なスタミナを活かして、中盤から最終ラインへカバーに入る好判断をみせていた。
なお、試合は元マインツ指揮官のカスパー・ヒュルマンド監督が率いるレヴァークーゼンが4ー3で勝利。激しい打ち合いを制してリーグ戦3連勝を飾った。
(ABEMA/ブンデスリーガ)
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