■連立は「とにかく急ピッチで進んでいることは間違いない」
連立を巡る動きについて、政治ジャーナリストの青山和弘氏は、「とにかく急ピッチで進んでいることは間違いない。首相指名選挙が近いので一気に進めなきゃいけない。維新も連立の方向に前のめりで、高市さんとしても総理大臣の座を勝ち止めるためにはもう一定の妥協は仕方ない。その辺の双方の利害が一致していると感じている」と話す。
しかし、「自民党内では議論していない」といい、「維新の会が投げてきたボールはかなり高いものばかりで、これをどのように勝手に決められてしまうのかは、相当戦々恐々としている。一方で時間がないので、一定程度ついていかざるを得ない。そういう意味では、決めた後に党内でハレーションが起こってくる。これは間違いないと思う」。
チームみらい党首の安野貴博氏は、「色々な模索がされていると思うが、維新さんが定数削減を打ち出されたのは、本当はいろんな議論が必要なんじゃないか」との懸念を示した。
■連立の条件「議員定数削減」は?
