■「みらいまる見え政治資金」
「みらいまる見え政治資金」については、「今まで政治家は、政治資金収支報告書というものでお金を報告してはいるが、正直相当リテラシーがないとわからない。それをウェブ上で、簡単に見ることができるようになっていて、ネットで検索していただければすぐにアクセスできる」。
このツールでは、寄付や使途などが表やグラフ、バランスシートで簡単に確認でき、「何にいくら使ったのかが全部1円単位で見えるようになっている」という。
安野氏は、「今までここまでのレベルの公開を期中にやるのは、できるわけないと言われていたが、政治家が意思を持ってやれば“ここまでできるんだ”っていうことを1つ示せたのは大きいと思っている」と語った。
政治ジャーナリストの青山和弘氏は、政治資金について「透明化や公開するのは当たり前のことだ。その根本に立ち返るという意味では、これは素晴らしい試みだと思う」と賞賛した。
浸透するかについては、「なかなか難しい」としつつも、「今はSNSの時代だし、外からのプレッシャーがどれぐらいかかるかだ」との見方を示す。さらに、「こういう流れに乗らないと、政治家の身分が危ないということになれば、一気に広がる可能性はあると思う」とコメント。安野氏も「有権者の方がどう反応するのかにすごく依存していると思う」と述べた。
(『ABEMA Prime』より)
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