絵本作家・鈴木のりたけ氏
【映像】鈴木のりたけ氏の新作絵本『きれてる』の内容(一部)
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 大ヒット作『大ピンチずかん』などを手掛ける大人気絵本作家・鈴木のりたけ氏。鈴木氏のユニークな発想の源はどこにあるのか。ニュース番組『ABEMA Morning』が話を聞いた。

【映像】鈴木のりたけ氏の新作絵本『きれてる』の内容(一部)

 新作の絵本『きれてる』では、1本のおいしそうなロールケーキがページをめくるたびに、驚きの展開を迎える。

「ケーキを切ったり、ロールケーキを切るときに『切れてる』『切れてない』とか、子どもと一緒に揉めることが多い」(鈴木のりたけ氏、以下同)

 子どもたちとの日常で起きた些細なピンチも絵本の恰好の題材に。3人の子どもの父親でもある鈴木氏だが、その子育ては常に順風満帆とはいかなかったそうだ。

「子育ても楽しめると親になりたての頃は思っていたが、なかなかうまくいかない。長女が小学校2年の時は学校に行かなくなって、『なんで行かないんだろう』『行ってよ』と思って、『どうやって行かせようか』『じゃあ今日は学校まで送っていこうか』『保健室まで一緒にいこうか』とかそういうことを毎日考えていて、そうすると家の中全体が暗くなっていく」

“発想の転換”でピンチも面白く!
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