閣僚を出さない理由は、「自民党のことを信用できない」ことにあると予想するが、「信用できないなら、なぜ閣外協力するのか、という側面もある」と話す。「本当に政策を実現したいのなら、大臣を出した方が、自分たちの手で改革ができる」。
「維新は国民の人気が下がり、参院選でもかなり議席も票も減らした。起死回生のために自民に近づくなら、政策を実現しないと評価されない。半身で近づいて、『ダメだったらやめよう』では、誰が評価するのか。そこは思い切って飛び込んで行って、責任を負う姿勢を見せた方が、今後のためにもいいと思う。中途半端では、結局別れて『なんだ、この空騒ぎは』となり、評価につながらない」
維新議員は、閣僚ポストなしでも良いのだろうか。「大臣になりたい人もいるが、『大臣なんか出して離れられなくなったら、したたかな自民に維新が食われてしまうだけだ』という警戒感が強いのも確かだ」。
維新の政策は実現できるのか
