そして、今後玉木氏が財務大臣になる可能性について「ゼロとは言わないが、もう実は自民と維新で過半数に近づいてしまった」と過半数まであと2議席で、参政党などが加わる可能性もあると指摘。「もしかすると首班指名選挙も、自民と維新とそれ以外の何人かで一発目で決まり、決選にならない可能性も出てきている。そんな中で玉木氏がいくら出てきても、要は一気にバーゲニングパワーが下がっちゃっている(状況)。それは玉木氏が一番よくわかっていると思う」と推察した。

 宮崎氏は「玉木氏は公明党がいなくなったから行く意味がなくなったとおっしゃっていたと思うが、吉村(洋文)氏は逆で公明党がいなくなったから歩み寄って来た。そこの動きをどう捉えるかで明暗が分かれたんじゃないか」と自身の考えを述べた。

 今後の政治日程は、10月21日に高市氏が臨時国会の総理指名選挙で総理に選ばれた場合、その後高市内閣が組閣される。新総理となり所信表明演説をしたあとに26日にはマレーシアでASEAN首脳会議、27日にはトランプ大統領が来日するとみられ、新総理と会談する予定となっている。

 青山氏は、総括として「高市氏が(総理に)選ばれるのはほぼ間違いない」と明言した。

(『ABEMA的ニュースショー』より)

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