しかし、クマの目撃情報が多い中で参加者は怖くないのか。芋煮会の参加者に尋ねてみると「クマを気にしている人は誰もいないと思う。少なくとも出るんですよ。芋煮会あるけどクマいるから中止しようって誰も思ってない。気にしていたら生活できない」「山形の文化なので死ぬまで続けていく」「人がいっぱいいるところには来ないと思う。気にしている人は1人もいないと思う」という声があった。
中には不安を口にする人も。「ここ最近クマ多かったんですよね、1カ月ぐらい。だからどうしようかって迷ったんですけど……。とりあえず懐中電灯を持ちながら、クマよけ用のラジオを持って来たり。クマ来たらどうしようかなんて、グループLINEでやり取りしている」。
別の参加者は「昼間から居酒屋やっていないし、風を浴びながら外で飲むのは気持ちいいじゃないですか」と語る。クマが出没する中でもやるのは「県民性でしょうね」と明かした。さらに、食べ残しのゴミについては「ゴミを持って帰るのは当たり前。山形市の人はみんな持って帰る」と話した。
「ごみを持ち帰るまでが芋煮会」
