探偵!ナイトスクープ
【映像】40年前の師範の姿(実際の写真)

 『探偵!ナイトスクープ』(テレビ朝日系)が10月17日に放送され、70歳の空手師範が過去の怪我で失った「ハイキック」に挑戦する様子が描かれた。

【映像】40年前の師範の姿(実際の写真)

 視聴者から寄せられた依頼にもとづいて、探偵局長が部下の探偵たちを野に放ち、世のため、人のため、公序良俗・安寧秩序を守るべく、この世のあらゆる事どもを徹底的に調査追求する同番組。今回の「空手師範のハイキックをもう一度」は、徳島県の男性(55)から寄せられた次のような依頼だ。

『私は学生時代から空手をしているのですが、人生を変えてくれた師範がいます。今でも道場で指導をされているのですが、10年ほど前から目がほぼほぼ見えなくなってしまいました。道場の指導も自分で動いて指導はできず、手を引かれ歩いている状態です。私は高校生の時に弟子入りしましたが、きつい練習に音を上げ道場を出たり入ったりしているような人間ですが、何度でも出戻りを受け入れてくれ、厳しく、時には厳しく、やっぱり厳しく指導してくださいました。そんな師範ですが、一緒にお酒を飲んでいると、もう1度ハイキックを蹴ってみたいと常々言っています。現役当時は、自分より背の高い木の葉を華麗にハイキックしていました。ところが、10年前に受けた頭の手術の影響か、足が思うように上がりません。師範の身長は176センチ。昔のように自分の背より高く蹴りたいとのことですので、背の高い探偵さん、お願いします。師範に少しでも恩を返したいです』

 身長186センチの永見大吾探偵が依頼者の元へ。師範は今年で70歳だが、10年前に頭にポリープが見つかり手術を受けて以来、足が思うように上がらなくなり、ハイキックができなくなってしまったという。師範は空手において「ハイキックは命」だと語っており、現役時代は相手にタバコ(火はつけていない)をくわえさせて蹴るほど、高さと正確さがあった。

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