実業家・堀江貴文氏の運転手を経て政界入りした、NHKから国民を守る党(以下、N党)の齊藤健一郎参院議員が、10月21日の『ABEMA Prime』に出演。15日付で自民党の会派「自民党・無所属の会」に入会した経緯と、高市内閣誕生を受けての展望を語った。
7月の参院選で浜田聡前参院議員が落選したため、N党唯一の国会議員となった齊藤氏。2人以上の議員で結成できる「会派」は、1人になると自動的に消滅する。「1人になって会派がなくなり、国会内で“無所属”になってしまった。パワーが衰えてしまったので、『参議院の3議席のうちの1つを僕に埋めさせてほしい』『ぜひとも自民党会派に入れてください』と僕のほうからラブコールを送った。ありがたいことに、石井準一参院幹事長から『一緒にやろう』と言っていただいた」と経緯を語る。
国民の負担を減らす「NHKスクランブル放送化(契約者のみが受信できる放送)」の推進など、政策協議事項を申し入れたという。「あくまでも自民党の会派内で、だいぶ譲歩した形でお願いした。少しでもNHK問題を取り扱うことができる立場を確保するのが大事なので、(入会を)受け入れていただいただけで本当にありがたい」。
また、“与党議員”であることのメリットを問われると、齊藤氏は「やはり官僚、NHKの対応が水面下で変わってくる。私を受け入れてくれたこと自体がプレッシャーになるし、世界のスクランブル化の流れもある中で、私の1議席が推進剤になると信じている」と意気込んだ。
「もしかしたら造反でクビになるかも」「自民党に入りたいぐらい」
