プレー中は終始クールな表情を見せていた野中だったが、完登直後にその表情は一変。左腕を上げて小さくガッツポーズを見せた後に、足をバタバタとさせながら“ホッ”と安堵の表情を浮かべていた。実況を務めたMCアリー氏は「完登です!見事やりました!」と興奮気味に伝え、「本人も『良かった…』と安堵(の表情)ですね」とコメントした。
野中による貴重な43ポイントの加算により、日本の最終スコアは171.5ポイントに。184ポイントを獲得した韓国には及ばなかったものの、全体2位で決勝進出を確定させた。
なお、IFSCクライミンググランドファイナルズは、国際スポーツクライミング連盟(IFSC)が新設した『ボルダー』と『リード』による男女混合の国別対抗戦だ。世界ランク上位6カ国36人が参戦し、日本の他に米国、カナダ、オーストラリア、イスラエル、韓国などが男女各2人の混合4人チームで競う。23日は予選、24日にはリードの決勝、25日にはボルダーの決勝が予定されている。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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