【WWE】RAW(10月20日/日本時間21日/カリフォルニア・サクラメント)
仲間の敵討ちに燃え、怒り心頭でTシャツを破り捨てた日本人男子スーパースターが顔面キックで瞬殺され“返り討ち”に遭う憂き目が発生。米マットでの屈辱的展開が話題を呼んでいる。
WWE「RAW」で、セス・ロリンズの返上により空位となったWWE世界王座をめぐる“No.1コンテンダー決定戦バトルロイヤル”が開催。総勢18名が入り乱れるサバイバル戦には、ジェイ&ジミーの「ウーソズ」やAJスタイルズ、LAナイトら錚々たるメンバーに加え、日本の戸澤陽もエントリー。巨漢の相棒の敵討ちに燃える姿に、ファンから大きな声援が飛んだ。
試合は序盤から、戸澤と相棒オーティスの“アルファ・アカデミー”の攻防がクローズアップされる。オーティスは怪力を誇示するようにトレードマークのTシャツを破り捨て、ルセフと対峙。しかし体当たり合戦をかわされ、ものの30秒でリング外へ転落して失格となった。そこで残された戸澤は、仲間の敵討ちに奮起するが…。
怒りの戸澤は「来い!」とルセフにチョップを放つも、相手はビクともしない。苛立った戸澤はTシャツをビリビリと破り捨て、気合いのアピールで観客を煽る。しかし圧巻の闘志も虚しく、ルセフの顔面キックが炸裂。さらにゴミのように場外へ投げ飛ばされるあっけない“出落ち失格劇”に、会場はどよめいた。
ファンも登場からわずか“23秒殺”に追いつけず、「戸澤、仇をうて!」の瞬間にリング落下。「とざわw」「あああ」「戸澤一瞬だった」と嘆きのコメントが殺到した。さらに、戸澤が勢い余って破いたTシャツが汗だくのシェイマスにペタリと張り付き、本人の滞在時間よりも長くステイするシュールなハプニングも発生。「シェイマスにTシャツが」「シャツw」「一瞬だった」「これでもギャラはみんなと一緒なのだろうか?」とツッコミが相次いだ。
バトルロイヤルは序盤のカオスから、終盤のウーソ兄弟のドラマへと展開。LAナイトと交戦中の兄ジミーを弟ジェイが背後から排除する衝撃シーンで幕を閉じた。この勝利により、11月1日(日本時間2日)の「サタデー・ナイツ・メインイベント」で行われるCMパンクとジェイの王座戦が決定。再び兄弟間にすきま風が吹くなど、今後のストーリーラインの予測不能さが際立っている。 (ABEMA/WWE『RAW』)
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