迎えた最終チャレンジャーの中村も軽快な登りを見せると、解説の宮澤克明氏は「こういう勝負強さはある。滑らない女過ぎますから」と称えた。そのまま登り続けて最後の課題へ。中村は左足を突っ張り、左手でホールドをしっかりと握りながら、右足を折り曲げてジャンプを狙う。目標のホールドをしっかりと見つめて、一呼吸置いてから飛び上がると、最後は右手一本で自分の体重を全て支えて見事に完登を達成した。
ぶら下がったままの中村は、満面の笑みで左手を握りガッツポーズ。地上に降りてからも安楽と笑顔でグータッチを見せた。宮澤氏は「片手で!片手で振られてましたよ」とコメント。勢いがつき過ぎたものの、片手でしっかりとホールドを掴み取った中村のプレーを称えた。
また、ABEMAのコメント欄やSNSのファンたちも「片手フィニッシュ!」「片手で全身を支えるとかえぐすぎるやろ」「あれだけ振られたけど堪えられるのすごい」「めっちゃいい笑顔やな」「おめでとうございます!」と中村を称賛した。
(ABEMA『IFSCクライミンググランドファイナルズ福岡2025』/(C)IFSC)
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