「負けそうになりベルトで殴打して反則負け」。美人レスラーの地元凱旋試合を暴挙で台無しにした大ヒール女子レスラーが、実はリングサイドで応援する家族にまで牙を剥いていたことが明らかになり、物議を呼んでいる。
WWE「RAW」の最新エピソードで公開されたハイライト映像が、X上で爆発的な反響を集めている。この日行われたWWE女子インターコンチネンタル選手権では、王者ベッキー・リンチが地元サクラメント出身のマキシン・デュプリを相手に大苦戦。“格下”扱いしてきた相手に敗北しそうになるや、リングを降りてIC王座のベルトを手に取り、マキシンの後頭部を殴打。自ら反則負けとなることで、タイトル移動を阻止した。
この行為だけでも十分にヒールとして悪名高いが、さらにWWE公式が公開した別角度の映像では、ベッキーがリングサイドのマキシンの両親にまで挑発していたことが発覚。心配そうに娘を見守る両親に向かい、「これがお前たちの“可愛い娘”か?」と挑発しながら殴打を重ねるという悪女ぶり。「頑張れマキシン!」と声をかけていた父親の表情が強張る様子が映し出され、視聴数17万超の大バズへと繋がった。
ファンからは「悪いなぁw」「やりすぎだろw」「(親父さんに替わって)ベッキーのケツを蹴ってやりたい」と怒りの声が相次いだ一方、「誰が何と言おうと、ベッキーは今業界トップのヒールだよ」と、徹底した悪役ぶりを称賛する声も少なくない。
マキシンは、前回のリングアウト勝ち、今回の反則勝ちと、王者ベッキーに対して2連勝中。元チアリーダーから未経験でプロレスの世界に飛び込み、キャリア3年で伸び悩んでいたものの、名レスラー兼トレーナーとして知られるナタリアの指導のもと、近年は着実に実力を伸ばしている。
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