そこでABEMA的ニュースショーは瀬戸内市の黒石健太郎市長を直撃。黒石氏は、会社経営などを経て2025年6月に当選したばかりの41歳。岡山県内最年少の首長と注目されている人物だ。

 黒石氏は公募の理由について「ほとんどの場合(副市長は)市役所職員の持ち上がりが7割。それが当たり前になってしまうと、気づかずに既得権益に副市長のポジションもなってしまう。別に民間の人に来てほしいのではなく、民間の方も市役所職員も誰でも公募できる形が公平なやり方」と説明した。

 応募条件は「日本国籍を有する25歳以上」「行政や民間企業で管理職としての職務経験」「市内への居住か通勤が可能な人」となっている。

 庶民からすると1170万円は高収入だが、黒石氏は「これは正直、これまでと変更していない。岡山県内の市の平均値よりちょっと低いぐらいで、僕からするとこの1170万円で650人の組織を動かしていける方に来ていただけるかどうか際どい数字」と、優秀な人材を獲得するためには1170万円で足りるか不安だと明かした。

民間登用の副市長公募は年収1000万円超えが主流
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