【明治安田J1リーグ】アルビレックス新潟 2ー2 ヴィッセル神戸(10月26日/デンカビッグスワンスタジアム)
ヴィッセル神戸のFW大迫勇也が、ビタ止めトラップからのチップパスでPKを誘発。技術の詰まったチャンスクリエイトが話題となっている。
J1リーグ第35節でアルビレックス新潟とヴィッセル神戸が対戦。試合は逆転での3連覇を目指す神戸が大迫のヘディングとPKで2点を先行するも、前日の他会場の結果により4年ぶりのJ2降格が決まっていた新潟が追いつきドロー決着となった。
そんな試合で注目されたのが、49分のワンシーンだ。神戸が左サイドを起点に攻め込むと、大迫がボックス内でMF扇原貴宏からの強烈な縦パスを右足インサイドでビタ止めトラップ。相手3人に囲まれた中でも正確にボールをコントロールし、右足のアウトサイドですぐさまチップキック。ちょこんと浮かすパスで新潟のDFジェイソン・ゲリアとDF早川史哉の間を通し、ゴール前に抜け出したFW宮代大聖にスルーパスを届けた。
このパスで相手守備陣を切り裂いた結果、慌てて戻った新潟のDF藤原奏哉が宮代を後ろから倒す。VAR&OFRを経てPK判定となり、これを大迫が自ら成功させて2点目を奪った。
解説者も大迫のチャンスクリエイトを称賛




