【国際親善試合】ノルウェー女子代表 2-0 日本女子代表(日本時間10月29日/エスタディオ・ムニシパル・デ・ラ・リネア)
なでしこジャパン(サッカー日本女子代表)は日本時間10月29日、国際親善試合でノルウェー女子代表と対戦。主導権を握る展開だったが、個人技から2ゴールを奪われて敗れている。今回の欧州遠征は1分1敗に終わり、ニルス・ニールセン体制では4勝4分4敗となっている。
25日のイタリア戦では、MF長谷川唯の同点弾で1ー1のドローに終わったなでしこ。欧州遠征2試合目となるノルウェー戦では2名を変更し4ー2ー3ー1のフォーメーションを採用した。GKは山下杏也加、DFは右から清水梨沙、古賀塔子、高橋はな、守屋都弥が並んだ。ボランチに宮澤ひなたと長谷川が並び、2列目は浜野まいか、田中美南、藤野あおばが入り、ワントップに清家貴子を起用した。
試合は2分、右サイドに開いた清水のロングボールに清家が抜け出してループシュートを狙う。これはゴールライン手前で相手に防がれたが、なでしこがいい入りを見せた。
その後もなでしこがポゼッションを握る展開だったが、28分にカウンターからMFシグネ・ゴープセットにサイドを突破されるとそのままボックス内への侵入を許し、最後は右足のシュートを決められて失点する。
41分には宮澤のスルーパスに反応した藤野がゴールネットを揺らしたが、オフサイドの判定で取り消されて前半は終了。ハーフタイムで清家と古賀を下げて長野風花と南萌華を送り出し、フォーメーションも4ー3ー3に移行した。
すると前半同様になでしこが主導権を握りながらも52分、またもカウンターからゴープセットにミドルシュートを叩き込まれて2点差とされた。
55分には右サイドを突破した長谷川のクロスに宮澤が合わせたが、クロスバーを直撃。60分にはボックス左でボールを受けた浜野が、鋭いシュートを放つも相手GKの好セーブに阻まれた。
65分には田中と守屋を下げて谷川萌々子と遠藤純を投入。さらに圧力を強めるなでしこだったが決めきれず。81分には清水と宮澤を下げて、なでしこデビューの白垣うのと籾木結花を投入。86分にはその白垣のフリックから籾木がフィニッシュに持ち込んだが、枠を捉えきれなかった。
なでしこジャパンは最後までゴールネットを揺らすことはできずに試合は終了。欧州遠征は1分1敗の未勝利に終わった。
(ABEMA/なでしこジャパン)
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