【映像】日本中が歓喜したフォーエバーヤング“夢の走り”
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【競馬】2025ブリーダーズカップ クラシック・G1(11月1日/日本時間2日/デルマー競馬場・ダート2000メートル)

【映像】日本中が歓喜したフォーエバーヤング“夢の走り”

 アメリカ競馬の祭典、ブリーダーズカップの2日目、メインレースとなるダート2000メートルのクラシックが行われ、日本のフォーエバーヤング(牡4、矢作)が勝利した。日本競馬の歴史を塗り替えた“夢の走り”に、営も喜びのコメントを残している。

 昨年3位のリベンジを期して臨んだフォーエバーヤングは、最初の直線から2番手後方につけ、3コーナーで早くも先頭争いを演じる。昨年覇者シエラレオーネ(牡4、ブラウン)らも後方で様子を伺う中、最後の直線でさらに伸び、外からの追い上げを寄せ付けずそのまま先頭でゴールイン。ライバルを寄せ付けない“横綱競馬”で勝利した。

 レース後、坂井瑠星騎手が「馬の状態が非常に良かったので、とにかく自信を持って騎乗した結果あのポジションになった。去年の経験もありましたし、去年よりは楽なペースだなと感じた」と手応えを口にすれば、藤田晋オーナーは「このレースを勝つことが夢でしたし、同世代のシエラレオーネとフィアースネスに勝つことも夢で、これが最後のチャンスだったので、それが叶って嬉しい」(※編集部注:シエラレオーネは今レース後に種牡馬入りが決定済み)としみじみ。矢作芳人調教師も「馬に感謝しています」と感慨深げな様子だった。

 ABEMAの生中継で快挙を見届けた福永祐一調教師も「チャンスあるんじゃないかなと思ってましたけど、本当に勝つとはすごいですね」と興奮ぎみにコメント。矢作調教師が「ついに取りましたよ!本当にみなさんのおかげです、ありがとうございました!」と締めくったように、日本競馬界にとっても価値あるクラシック初勝利となった。

(ABEMA『SPORTSチャンネル』)

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