いよいよ11月6日から岐阜県と愛知県で開催される世界ラリー選手権の日本大会を前に、『チョコプラ長田がナビゲート!開幕直前ラリージャパンで大騒ぎSP』が3日に配信され、ゲストとして登場した五輪金メダリストの髙木菜那さんの愛車秘話が注目を集めている。
髙木さんは、2018年の平昌オリンピックに出場し、2つの種目で金メダルを獲得する偉業を成し遂げた日本スピードスケート界のレジェンド。2022年の引退表明後は多数のメディアに出演し、自身がクルマ好きであることも公言している。今回の放送でも愛車について話をしており、現在はランドローバーの『レンジローバー イヴォーク』に乗っていることが紹介された。ランドローバーは英国発祥の高級SUVブランドで、同イヴォークはクーペ風のシャープなスタイリングを特徴とするプレミアムモデルである。
欧州車のイヴォークは走行性能も高く、当然ながら本気で走らせれば速いクルマだが、高木さんはこの愛車で地元・北海道にあるサーキットを走らせたことがあるという。さらに続けて高木さんの口から出たのは、「240km/h出したんですよ」という驚きのひと言だった。
たしかにサーキットは閉鎖された空間で基本的に速度無制限だが、一般のドライバーにとって240km/hは簡単に出せる速度ではない。この発言に対し、司会のチョコレートプラネット長田も思わず「エグい!」と言葉を漏らした。相方の松尾が「よく(そんなこと)できますね?」というと、高木さんは「いや、(スピード)出したいんですよ、やっぱり」と微笑みながら答えている。
スピードスケートでもトップスケーターは時速60km/hに達するといわれており、常にこのようなスピードの世界に身を置いていた高木さんにとって、「240km/h」はノーマルなのかもしれない。とはいえ、それだけの速度を出すには度胸とドライビングの腕が必要であり、スタジオ全体が高木さんのクルマへの熱意に感服した瞬間だった。(ABEMA『WRC 世界ラリー選手権 2025』/(C)WRC)
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