寝技での攻防の最中、足の角度が不自然に曲がる衝撃の光景が繰り広げられ「足おかしくないですか?」さすがの神龍誠も驚きの声をあげる一幕があった。
3日、GLION ARENA KOBEで行われた「RIZIN LANDMARK 12 in KOBE」。RIZIN MMAルール(5分3R・70kg)の第3試合で、RIZINライト級王者サトシへのリベンジを期すGLADIATORライト級王座でDouble Gライト級王者のキ・ウォンビン(韓国)と第15代修斗世界ライト級王者のキャプテン☆アフリカ(総合格闘技道場コブラ会)が対戦。試合は終始、キャプテン☆アフリカをコントロールしたウォンビンが3-0の判定で勝利を収めた。
問題のシーンは第3ラウンド開始早々に起こる。起死回生を図るキャプテン☆アフリカが低く鋭いタックルでウォンビンの左足をとると、そのまま前転。しかし結果的にウォンビンが上になってしまい、キャプテン☆アフリカは鉄槌とヒジを受ける苦しい展開。
ただ、キャプテン☆アフリカが左足を離さず、ウォンビンの左足が異常な角度で曲がってしまう。これには解説の神龍誠も「足が柔らかいですね」と驚きの声を漏らす。すると、実況の矢野武アナ「ちょっと、神龍選手が仰るように…」と異変に気付く。すかさず神龍も「足おかしくないですか…。えーっ、これ、足大丈夫?どうなってるんですかね」と困惑気味に続いた。
同じく解説の髙阪剛が「たぶんつま先が返っていない」と指摘した直後、キャプテン☆アフリカが左足をリリース。何事もなくウォンビンが立ち上がって打撃戦かと思いきや、ここで再びキャプテン☆アフリカがタックルを仕掛け、ウォンビンの左の腕、さらに左足を極めようと奮闘するも、いずれも極まらず。無情にもゴングが鳴り響いた。
判定結果を聞いた髙阪は「ウォンビン選手が自分の強みを出した試合。右を当ててダウンをとっているし、相手のテイクダウンを防ぐところも徹底していた。勝ちに結びつけるための試合を徹底していた」と述べた。
©︎RIZIN FF
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