容疑者は被害者夫の同級生…なぜ26年目で特定?元刑事が見解「決め手は現場に遺留された血液」「DNA提出拒否者を裏付け捜査しながら絞っていった」 名古屋主婦殺害事件 ABEMA的ニュースショー千原ジュニア,田中萌 2025/11/04 06:50 拡大する 名古屋市西区で1999年11月に発生した主婦殺害事件をめぐり、被害者の夫の高校時代の同級生だった安福久美子容疑者(69)が逮捕された。元徳島県警捜査1課警部の秋山博康氏は、逮捕の約2カ月前となる2025年9月、取材班とともに現地を訪れていた。被害者である奈美子さん(当時32)が殺害された現場は、いまも夫の高羽悟さん(69)が、そのままの状態で保存している。 秋山氏は逮捕の背景には「ご主人の執念と、愛知県警の地道な捜査」があったと指摘する。「現場でふと『ひょっとしたら近々犯人逮捕かな』と思った。ご主人が『最近になって愛知県警の本部捜査1課の班長が、小さいこともどんどん聞いてくるようになった』と言っていた。2010年に時効が撤廃になり、そこから全国警察に重要未解決事件の再捜査班ができた。今回、詳細を聞いてくるということは、ある程度絞っていっているのではないか(と感じた)」。 続きを読む