このピュアな願いを受け、竹山隆範探偵が調査へ向かった。依頼者は、中学校の理科の先生から「人間は四足動物に比べて力が弱いし、足も遅い」と聞いたことがきっかけで、サルになることを目指したという。それ以来6年間、1日2〜3時間のトレーニングを続けており、目標は「サル界でも生きれるような野生の力」を手に入れ、「無意識にサルの行動ができるようになる」ことだという。
竹山探偵が見守る中、依頼者が四足で山を駆け回ると、その速さに「速えな!」と驚きを隠せない。
しかし、依頼者の真の願いは「仲間と行動を共にすること」。そこで、依頼者の憧れの人物であり、彼と同じく元々サルを目指したことがきっかけで四⾜⾛⾏を始めたという音速走行のギネス世界記録保持者が仲間として登場した。
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