世界一のラリー車が「公園の中を走るなんて」　ラリージャパン、爆走する“非日常の光景”に「初心者でも観てて楽しい」反響続々

【WRC 世界ラリー選手権】第13戦 ラリージャパン（11月6日／デイ1）

【映像】公園の中を爆走！反響集めた“非日常の光景”

　WRC（世界ラリー選手権）の第13戦『ラリージャパン』が、9日まで愛知県と岐阜県で開催される。まずは6日午前中に練習走行のシェイクダウンが行われ、公園に設けられたコースを疾走する非日常の光景が反響を呼んでいる。

　「シェイクダウン」は競技開始前に行われるテスト走行のことで、ここでドライバーやチームがマシンの調子やセッティングを見極めることになる。今大会は、愛知県豊田市の鞍ケ池公園に設置された午後開始のSSS1と同じコースを使用するため、練習走行としての意味合いも強い。

　午前9時から実際にシェイクダウンが開催されると、朝からラリーカーらしい大迫力の走りを見せつけたのが、トヨタのセバスチャン・オジエだ。8回の王者獲得数を誇る大ベテランのオジエは、今季は全戦参戦していないにも関わらず、ポイントランキング2位につけているチャンピオン候補の一人。ステージ中盤の公園内にある植木の周囲を回るエリアでは見事なドーナツターンを決めている。