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【映像】本人も“驚き”のミラクルショット
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SVリーグ】PFUブルーキャッツ石川かほく 2ー3 デンソーエアリービーズ(11月2日・女子第4節)

【映像】本人も“驚き”のミラクルショット

 懸命にレシーブしたボールが、まさかのポイントに。女子バレーで飛び出した“ミラクルショット”に決めた本人もコートにうつ伏せで驚きのリアクション。想像の斜め上を行く展開に館内もどよめいた。

 大同生命SVリーグの女子第4節で、PFUブルーキャッツ石川かほくはデンソーエアリービーズと対戦。第2セット11-10の場面で注目のプレーが飛び出した。

 PFUが細沼綾のサーブで攻撃を始めると、レシーブしたデンソーが反撃。相手のオポジットで身長185cmのブラジル人であるロザマリア・モンチベレルが強烈なスパイクを繰り出すと、これに反応した川﨑鈴奈はかろうじて手先に当てた。

 横っ飛びで滑り込むようにして拾ったボールは、スパイクの勢いをそのまま跳ね返したように相手コートへ。その間、川﨑はうつ伏せに寝そべった姿勢でボールの行方を見守ったが、コート内にバウンドしてポイントに繋がったことを確認すると、その場でガッツポーズしてみせた。

 このポイントに誰よりも歓喜したのはサーブを打った細沼だ。両手を広げてガッツポーズすると、そのままコート後方まで走り出し、体全部を使って喜びを表現していた。会場でも思わず「おおぉっ」とどよめきが上がるシーンとなる中、他のチームメートたちも突如生まれた“ミラクルショット”に興奮した様子で川﨑の元へと駆け寄っていた。

 川﨑のレシーブポイントで盛り上がったPFUは続く攻撃でも得点を挙げ、リードを広げることに成功。偶然飛び出したプレーは、チームに勢いを与えるきっかけとなった。

 しかし、その後チームは逆転を許し、セットカウント2-2で迎えた第5セットを僅差で落とし、逆転負け。前日からの連勝を飾ることはできなかったものの、川﨑はサーブポイント3点と、前述のレシーブポイント1点を含む16点を挙げるなど、大いに躍動してみせた。(ABEMA de J SPORTS/SVリーグ)

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