日本は35本ものシュートを放ったが…
とくに接触があったわけでもないシーンだっただけに、実況の原大悟氏も、解説の名良橋晃氏も「え?なに?リクエスト?」と困惑。実は日本のベンチがFVS(VARに代わるリクエスト式のビデオ判定)を要求しており、審判団はそのままビデオ検証に入った。
注目されたのが、田中が折り返したボールがアタワに当たったシーン。たしかに左手には当たっており、現在のハンドルールに則るとこれが意図的か否か、不自然か否かが問題となる。リプレイ映像を確認し、名良橋氏も「あっ、手に当たってるってことか?左手?左手が揺れてますね」と状況を説明した。
しかし、リプレイ検証を終えた主審は右手でジェスチャーした上で「ノーハンド」を宣告。日本にPKは与えられなかった。名良橋氏も不満を示したが、この判定の直後に試合終了のホイッスルが吹かれた。
この一部始終には、SNSのファンたちも反応。「突然のハンド疑惑www」「ん?なんだ?ハンド?」「ハンドに見えるけどなぁ…左手に当たってない?」「うそーん。ハンドに見えたが、ジャッジに頼るサッカーをしてはあかんとです」「最後のやつはハンドだったと思うけどな~」「最後のハンドはまあ取れないよなあ…」「ノーハンドか〜…」「最後のハンドじゃないの???」「ノーハンドかよ。アングル悪い」など騒然となった。
いずれにせよ、日本は35本ものシュートを打ったものの、最後まで決定力を欠いたことでスコアレスドローで試合を終えてしまった。勝点4とした日本は、11月9日のグループ最終戦で勝点6で首位のポルトガルと対戦する。
(ABEMA de J SPORTS/FIFA U-17ワールドカップ カタール2025)


