菅原由勢
【映像】絶好位置に送ったワンタッチクロス
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ブンデスリーガブレーメン2-1ヴォルフスブルク(日本時間11月8日/ヴェーザーシュタディオン)

【映像】絶好位置に送ったワンタッチクロス

 その右足が決勝ゴールを呼び込んだ。ブレーメンの菅原由勢のクロスを起点にスーパーゴールが生まれると、ファンからも「クロスは絶品」と称賛の声が送られている。

 日本時間11月8日のブンデスリーガ第10節で、好調を維持するブレーメンはホームでヴォルフスブルクと対戦。右サイドバックで先発出場した菅原が試合を動かした。

 83分にピンポイントクロスで同点ゴールをアシストすると、アディショナルタイムに入り、90+1分には決定機でシュートを放つなどゴールを予感させるプレー。するとその2分後の90+3分、1―1で迎えた試合終了間際に、決定的な仕事をしてみせた。

 ブレーメンが敵の左サイドでスローインを獲得すると、押し込んだ状況で右サイドに展開。大外の高い位置を取っていた菅原にボールが渡った。日本代表DFは右CBのアモス・ピーパーからのパスをダイレクトのクロスでゴール前に送ると、これをFWヴィクター・ボニフェイスがオーバーヘッドで合わせる。しかし、後ろに下がりながらのシュートはミートせず、ボックス内に滞空時間の長いボールが浮き上がっていた。

 このルーズボールに反応したのが、ボニフェイスと同じく試合途中にピッチに入ったサミュエル・ムバングラだった。落下してくるボールのタイミングに合わせてダッシュしながらダイレクトボレーで右足を一閃。直前に菅原のボレーを止めていたヴォルフスブルクGKカミル・グラバラも止めることができないゴラッソがネットへと突き刺さった。

劇的決勝弾にSNSの反応は
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