未解決事件は“コールドケース”とも呼ばれるが、これを専門に扱う捜査部隊が存在する。「捜査を長年していると、熱さが冷めてくる。『情報が来たら捜査する』という、眠った捜査本部もある。2010年に時効が撤廃し、全国警察の捜査1課の中には“未解決の重要事件を再捜査する班”ができた」。

 再捜査班の規模は「事案による。警視庁や大阪府警のように組織が大きい本部と、田舎の小さい本部では人数も違うが、数名程度だろう。愛知県警だと班長以下、5〜10人くらいと思われる」という。

 もし容疑者が他県へ逃走していた場合、情報共有はどうなるのだろうか。「事件は愛知県警で捜査する。事件当初は被害者周辺にいた人物が、事件後に県外へ行った場合も、捜査本部がある愛知県警が捜査し、他県警に捜査をお願いすることはない」。

 こうした秋山氏の説明を聞いて、千原ジュニアは「担当刑事は素晴らしいと思うが、刑事によって『捕まえられる』『捕まえられない』があってはいけないのではないか」と述べた。

(『ABEMA的ニュースショー』より)

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