■「店だけでなく少女を買った客も加担している」
客の法的責任はどうなるのか。三輪氏は「(この少女が未成年だと)わかる可能性はあったのではないか」とした上で、「法律で児童買春は、5年以下の拘禁刑または300万円以下の罰金が課せられることになっている。今ある法律の適用ということを捜査機関にはしっかりやってほしいと思う」と述べた。
「同時に、組織的なブローカーの関与の有無などの全容解明も絶対に必要だと思う。児童買春に関しては外国人であろうと日本人であろうと同じようにやってはいけないこと。私たちが社会としてこういうことを誰であろうと許さないという姿勢を示さなければいけない」(三輪氏)
客の捜査について捜査関係者は「店からの押収品を捜査してどこまで特定できるかというところ。正直、現時点でこれ以上はなんとも言えない」という。
これに対し、三輪氏は「『特定が難しい』ではなく、予約の方法などを考えると、客観的な足取りゼロではないでしょう。客には辿り着けませんでした、となったら、『捜査機関はお仕事しているんですか?』という市民感情が湧き上がってくるのは当然だと思うし、やれるところまでしっかりやってほしい」と語った。
さらに、「店側がもちろん良くないが、客も(被害に)加担していますよね、というのはやっぱり思うことだ」と話した。
(『わたしとニュース』より)
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