まず井戸の輪郭を明確にするため、依頼者が別のチェーンソーで周囲の木を刈ろうとするが、エンジンがかからない。結局、特殊伐採業者を呼んで大木を伐採することになった。この時、依頼者は「正直邪魔だったもんで、切ってくれてた方が助かります」と発言した。
周囲の木々が取り払われ、井戸の輪郭が見えてきたものの、救出のためには人が降りる必要があった。そこで、寛平探偵は、潜水士と高所作業の専門業者に協力を要請する。井戸に降りる前に、専門家から「21パーセントの酸素が4パーセントぐらいになると吸ったらほぼ即死です」と、酸素濃度測定の結果を踏まえた説明があり、現場に緊張が走る。
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