ここで黒柳は、「『40歳までに結婚しなければ勘当する』とまで言われていたんでしょ」と、慎太郎さんの言葉を紹介。これに良純は「父は好きなことばっかりやってましたけど、子どもが4人いたことは楽しかったんじゃないか。“そういうものは知っといたほうがいいよ”という思いがあったんだと思う」と語った。
良純は40歳の時、12歳年下で医師の幸子さんと結婚。兄の紹介だったといい、「熱烈な恋愛というよりも、『結婚するな』と思って。それだったら早く結婚しよう」と、出会ってから3カ月で結婚を決めたことを明かした。
さらに、結婚式での慎太郎さんの強烈なエピソードを紹介。長男、三男に続いて兄弟3人目の式だったため、「息子の結婚式に飽きちゃって(笑)。『早く、早く。短くしろ』って言った上、家族の席が隅っこなのが嫌で『つまんないからもっと良い席にしろ』と。芝居観に行ってるんじゃないんだから」と語った。
その結果、披露宴での両家親族の席は、新郎新婦を中央に、左右に並ぶ形になったそうだ。良純は「サミットの記者会見ですよ。あれは強烈な(体験でした)」と異様な光景を振り返りつつ、「僕は披露宴の途中で酔っ払って、奥さんに『あんたの挨拶は何言ってるかわからないからマイク貸しなさい』って怒られましたね。でも、楽しそうに笑ってました」との出来事も明かしていた。(『徹子の部屋』より)
