慎太郎さんは23歳のときに、当時17歳だった典子さんと結婚。一族が集まった結婚式の写真が映されると、徹子をはじめスタジオの視線は最後列の端に立つ若き日の裕次郎さんの姿に集中。
良純は「すげえ…叔父ちゃんですよ。あそこに立ってるの」と感嘆の声を漏らし、徹子も「あら随分…映画みたいだね」と周囲より頭ひとつ抜けた長身で斜めに構えた裕次郎さんの姿に驚き「1人だけ床の間に立ってるんでしょ」と笑った。
そこで伸晃が「叔父は、父に対してすごい反対したんですって。結婚するのは早い!ってすごい絡まれたって言ってました」と明かすと、徹子は「あらほんと」一言。しかし気に留めるそぶりもなく、「でも裕次郎さんが後ろに立ってるのって映画みたいよね」「映画よね」と嬉しさと懐かしさでいっぱいの様子をみせた。
「立ち姿も方向も違うし」と良純が指摘すると徹子も「そうそうそう」と同調。「でも後から入れ込んだわけじゃないわよね。すごいわね」とコメントすると4兄弟は「その時代に」と大爆笑していた。
(『徹子の部屋』より)
