将棋界のカリスマ・中村獅童がリベンジ娘のんを捨てた理由が、最終話で明らかに。ついに迎えた、ABEMAオリジナルドラマ『MISS KING / ミス・キング』最終回。絶縁した父・結城彰一(獅童)の贖罪の言葉に対する国見飛鳥(のん)のリアクションとは?
【映像】7歳の娘の才能に嫉妬し…結城彰一(中村獅童)の非情な仕打ち
家族ではなく将棋の道を選んだ憎き父・彰一と、棋士編入試験という場で直接対決に臨むことになった飛鳥。そんな彼女に、彰一の現役引退を避けたい現在の妻・香(山口紗弥加)はとある原稿を渡す。それは彰一の自伝から香が削除した、飛鳥たち元家族の事が書かれた直筆の文章だった。
飛鳥と今は亡き妻・桂子(奥貫薫)と暮らしていた若き時代。棋士としての将来を有望視されていたはずの彰一は連敗というスランプに陥っていた。若手の台頭に怯え、自信も喪失。そんな中、7歳の娘・飛鳥が将棋盤に指した手を見て慄然とする。それは彰一が長年かけても辿りつけなかった至高の一手。飛鳥は彰一を遥かに凌駕した天才だった。
だが彰一は喜ぶどころか、激しく動揺。たった7歳の娘の才能に嫉妬し、恐怖を感じたのだ。その感情を抱いたことで、己の内にある“将棋に呪われた化け物”を発見してしまう。このまま家族と一緒にいれば、間違いなく二人を不幸にする。だから彰一は自ら身を引く形で最も愛する桂子&飛鳥を捨て、将棋の化け物としての人生を歩むことを決断したのだった。
彰一の告白に飛鳥は?
