自分を捨てた彰一への憎しみをエネルギーに、ここまで上り詰めた飛鳥。しかし自伝から削除された原稿には「桂子と飛鳥、最も愛する二人」という彰一からの愛と贖罪が綴られている…。
だがこれに飛鳥は「くっそムカつきました!私とお母さんの人生を奪っておいて、今更何勝手なことを言ってるんだよ!何が“将棋の化け物”だ!自分に酔っているだけのスーパークソ自分主義野郎です、あいつは!日本中があいつを認めても私は絶対に認めない!お母さんと私を苦しめたあの男を全力で否定してやる!」と許すどころか大激怒。彰一との対局を「親子喧嘩」に見立てて「棋士になんてならない。あいつをブッ倒して私も将棋辞めます!」と、改めて彰一を将棋で殺すことを誓う。
そして迎えた運命の対局。飛鳥と彰一、親子の想いが走馬灯のように去来する中「参りました」と頭を下げたのは、父・彰一。娘・飛鳥が激戦を制したのだ。
いつまでも頭を上げない彰一。その姿はまるで、今までの全てを謝罪しているかのようにも見える。頭を上げた彰一は穏やかな表情で、ここまで辿り着いた娘にこう告げる。「強くなったなあ、飛鳥」。感情を整理できない飛鳥の目に伝う、一筋の涙。
彰一は宣言通り、現役を引退。一方、史上初の女性棋士になった飛鳥は「将棋って本当に…面倒くさい。だから私、もう辞めます!」と言い放ちながら「でも超面白い!」。飛鳥のこの言葉の真意とは?『MISS KING / ミス・キング』最終回は、最後の最後まで見逃し厳禁だ。
この記事の画像一覧『MISS KING/ミス・キング』は、ABEMAで全話無料配信中。
ABEMAオリジナルドラマ『MISS KING / ミス・キング』概要
2025年9月29日(月)夜8時より無料配信(全 8 話)
トップページ URL:https://abema.tv/video/title/90-2038
特報映像URL:https://abema.tv/video/episode/90-2038_s1_p501
本予告映像URL:https://abema.tv/video/episode/90-2038_s1_p450
<第1話>
放送日時:2025年9月29日(月)夜8時〜
放送チャンネル:「ABEMA SPECIAL」チャンネル
放送URL:https://abema.tv/channels/abema-special/slots/9gaaXdgA6scLDd
■『MISS KING / ミス・キング』ストーリー
天才棋士【彰一(中村獅童)】のもとに生まれた【飛鳥(のん)】。
母と3人、仲睦まじい幼少期を送っていたが、
ある時彰一は2人を捨てて出ていってしまう。
母と貧しい生活を送る飛鳥だったが、やがて母も病で他界し、飛鳥は孤独の身となる。
一方、飛鳥を見捨てた彰一は将棋界で成功を収め、脚光を浴びていた。
その姿に殺意が芽生え、復讐を試みる飛鳥だが、その場で図らずも将棋の才能を発揮する。
飛鳥の才能を見抜いた、元棋士の【藤堂(藤木直人)】は、
彰一に対して因縁の過去を持っており、共に「将棋で復讐をしよう」と持ちかける。
飛鳥は、藤堂とその恋人【礼子(倉科カナ)】に支えられながら、
復讐計画の一つとして、藤堂の指導のもと「史上初の女性棋士」を目指すことに−−
しかし、その前に立ちはだかるのは、
彰一の新たな家族であり、将棋界に絶大な影響力を持つ「結城家」の存在。
そして、強者たちがひしめく、将棋という伝統と実力の世界。
果たして飛鳥は、いくつもの逆境を乗り越え、
"史上初の女性棋士"への道を切り拓くことができるのか。
復讐の先に、彼女が手にするものとは−―
これは、憎しみに囚われる一人の女性が、将棋を通じて人生を取り戻していく物語。
■キャスト
のん
藤木直人
倉科カナ
奥貫薫
森愁斗
鳴海唯
・
西岡德馬
・
山口紗弥加
中村獅童
■スタッフ
企画:畑中翔太
脚本:荒木哉仁/石田剛太/山岸聖太
プロデューサー:小林宙/櫻井雄一/渋谷英史
監督:山岸聖太/椿本慶次郎
制作プロダクション:ソケット
製作著作:ABEMA


