最終手段として、2020年のR-1準優勝者である早口言葉のプロ芸人、大谷健太氏に協力を依頼することになった。大谷氏の指導が始まると、彼は早口言葉を成功させるコツとして、「キレ気味で言った方が言いやすい」「口喧嘩をしている人は悪口をスラスラ言えて、噛むのを見たことがないじゃないですか」とアドバイスする。
さらに大谷氏は、実況のセリフにある馬の名前がイメージしにくいとして、それらを具現化した絵を描き、暗記することを提案。依頼者も、流れてくるのを読むより、覚えていた方が確実に出てくる気がすると話し、特訓に入った。
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