トレンディドラマブームをけん引した超大物女優が、柴咲コウを追い詰める。柴咲コウ主演のABEMAオリジナルドラマ『スキャンダルイブ』の第1話、大手芸能事務所社長役の鈴木保奈美が恐ろしい。
【映像】「独立事務所は許さない」大手芸能事務所社長・鈴木保奈美の怖すぎる演技
華々しい芸能界の、表には決して出ないリアルな裏側をテーマにした『スキャンダルイブ』。スキャンダルに揺れる新興芸能事務所VS週刊誌の熾烈な攻防を赤裸々に描く。
業界も注目する話題作で鈴木が演じるのは、老舗芸能事務所KODAMAプロダクション社長の児玉蓉子。人気俳優を引き抜いて独立した井岡咲(柴咲コウ)の前にそびえる強敵であり、最競合相手である。
第1話冒頭から注がれる、児玉社長の咲に対する“目の敵”っぷりが怖い。咲が立ち上げた芸能事務所Rafaleから再スタートを切った人気俳優・藤原玖生(浅香航大)に対して先制パンチとばかりにいちゃもんを付けるのだが、その圧力のかけ方に児玉社長の狡猾さが表れている。
KODAMAプロダクション所属の大物俳優・麻生秀人(鈴木一真)とのイベント登壇において、着用する衣装を本番直前に変更。麻生のスーツを藤原が着るはずだった衣装とあえて同じものにし、藤原側に別衣装を用意するよう注文を付ける。
この露骨な嫌がらせに機転を利かせて乗り越えた咲に対して、児玉社長は無言能面ガン飛ばしの後「似合ってるいるじゃな~い」と白々しく嫌味。咲が花を持たせる意味で今回の共演に感謝すると、「そうねえ、これで私たちの関係が円満だって業過にアピールできたもの」と言外に“円満ではない”事を強調して来たりする。
独立したタレントのスキャンダルに冷酷な対応
