【SVリーグ】広島サンダーズ 3ー0 ヴォレアス北海道(11月15日・男子第4節)
もはや、規格外のプレーにチームメイトも笑うしかなかった。キューバ人選手による1ミリも“ジャンプしない”スタンディングブロックが炸裂。チームメイトやファンも驚いた様子だった。
大同生命SVリーグ男子の第4節で、広島サンダーズはヴォレアス北海道と対戦。今シーズンから広島THでプレーする20歳、身長220センチのダニエル・マルティネス・カンポスがマッチポイントで驚きのプレーを披露した。
第3セット24―16の場面、広島THの金子聖輝が強烈なサーブで相手守備を崩し、攻撃に持ち込ませない。かろうじてオーバーハンドで広島THのコートにボールが返ってきた。
すると、ネット際にポジションを取っていたマルティネスが、両足をコートに着地した状態でブロック。まさかのプレーにヴォレアスの選手たちは反応できず、身長220センチという圧倒的な高さがあるからこそ実現した驚きのプレーで試合に決着をつけた。
言うなれば「スタンディングブロック」という、滅多に見ることのできないスーパープレーに頭を抱える選手も続出するなど、チームメイトでさえも驚いた様子。コーチングスタッフやファンも、この衝撃のプレーには笑うしかない様子だった。
このシーンはSNSでも話題を集め、ファンからは「みんながざわついた瞬間」「身長って素晴らしい」「ジャンプせずにブロック…?」「時を止める男ダニー」「みんな頭を抱えた」「笑撃すぎる」と多くの反響が寄せられている。
今シーズンから広島THでプレーするダニエルは、未完成ながらも成長を続ける期待の若手選手である。2024年のU-21中南米選手権ではベストスコアラー、ベストオポジット、ベストサーバーの個人タイトルを獲得していた。伸びしろしかない規格外のオポジットが今後どれだけ伸びるのか注目だ。なお、試合はそのダニエルの得点がマッチポイントとなり、広島THがセットカウント3―0で勝利を収めた。(ABEMA de J SPORTS/SVリーグ)
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