番組内では、1993年、当時26歳の中山が『徹子の部屋』に初出演した際のVTRが紹介された。群馬から出てきて間もない頃で、「“是が非でもこの世界に入りたいんだ”っていう思いと、“やりたいことがやっと始まった。でも、自分が求めているものはこんなもんじゃない”みたいな。夢を志している勢いは感じますね」と振り返る。

 また、その年齢がちょうど今の翔貴さんと重なり、中山は息子たちには自身とは異なる人生を送ってほしいと強く願っていることを語った。

「当然夢は持っていいんだけど、ちゃんとみんなができるようなこと、学校に行って、大学にも行けるなら行って、そこからでもいいよと。僕はすごく焦っていたし、早くすべてやったけど、ちゃんとした学園生活を送ってないので。それ以外のことは得たんですけど、できなかったことがたくさんあった。彼らには部活もやってほしかったし、勉強もしてほしかったし、いっぱい友達作ってほしかった。僕にないものはそこですね」

(『徹子の部屋』より)