所得制限なし?「子ども1人2万円給付」とは

子育て応援手当
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 11月21日、政府の新たな経済政策で「子ども1人あたり2万円」を児童手当に上乗せして支給する案が盛り込まれた。所得制限はなく、食料品にかかる年間の消費税負担額を考慮するとしている。

 これに対しSNSでは「ありがたい」という声のほか、「目先の現金より長期の安心を」「また子持ち様」「苦しいのは子育て世代だけじゃない」などの意見が上がっている。

 子どもを持たない選択をしているという月岡氏は、賛成の姿勢を示した上で、疑問点も挙げた。

「子どもを育てている家庭のために税金を使うことに関しては、基本的には賛成。しかし『1人2万円』が最も良いやり方なのかはまだわからないという感じでみている」(月岡ツキ氏)

 また1児の母である森川夕貴キャスターは、「子どもを持つ世帯としてはありがたいが、長期的な家計の安心感にはつながらないと考えている。長期的に、例えばおむつの軽減税率の適用などにもテコ入れしてほしい」と心境を語った。

東大教授が「子ども1人あたり2万円」を分析
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