劇場先行版『ゴールデンカムイ』札幌ビール工場編【前編】および【後編】が現在劇場公開中だ。本作は2018年放送のTVアニメ第一期から続くシリーズの最終章の序章で構成されており、最終章は2026年1月から放送される。
「週刊ヤングジャンプ」にて連載された原作漫画『ゴールデンカムイ』(著・野田サトル)は、全31巻でシリーズ累計3000万部を突破する大人気作で、TVアニメのほか実写映画やドラマにもなるなど、幅広いメディアミックス展開を見せている。
劇場先行版『ゴールデンカムイ』札幌ビール工場編【前編】および【後編】では、物語のラストに向けたクライマックスが描かれていくが、杉元佐一を演じる小林親弘とアシㇼパ役の白石晴香、白石由竹役・伊藤健太郎のインタビューにて、改めて『ゴールデンカムイ』という作品の持つ魅力についてそれぞれに話を伺った。
金塊探しの旅を通じて、さまざまな個性的な登場人物が入り乱れるように登場する本作。小林は「やっぱりいちばんの魅力は、本当にこの人たちが生きているかのように感じられること、(それを生み出す)緻密な取材と野田先生の持つ創造性でしょうか。ファンタジーではあるけれど、チタタㇷ゚に代表されるアイヌ文化とのつながりとか、どこか現実にありそうなリアリティがあって、今に繋がっているというところが魅力だと思います」と述べる。
「ストーリー展開は天才的」


