【写真・画像】レースを先導!ホンダの絶版名車に「サイレン鳴るんだ」 サーキットで捉えた珍しい“仕事風景”に反響 1枚目
【映像】実はサイレンも鳴る!珍しいホンダ名車の“仕事風景”
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 国内最高峰のレース、スーパーフォーミュラ(SF)の最終ラウンド第12戦決勝が11月23日、鈴鹿サーキット(三重県鈴鹿市)で開催された。

【映像】実はサイレンも鳴る!珍しいホンダ名車の“仕事風景”

 このレース中、アクシデントによってコース上に導入されたセーフティーカー(SC)のホンダ「NSX」の珍しい“仕事風景”が注目を集める一幕があった。

 レースが進行する中、11周目にアクシデントが発生し、コースの安全確保のためSCが導入された。SCは全競技車両を誘導する重要な役割を担っている。

 ホンダのお膝元という背景から、鈴鹿サーキットのSCにはホンダを象徴するスポーツカーが配備されている。現在SCとして運用されているのは、ホンダのフラッグシップスポーツカーである「NSX」。同車は、市販車としてはすでに生産終了している絶版名車であり、3.5LのV6ツインターボエンジンにハイブリッドシステムを組み合わせ、600馬力近いシステム最高出力を発揮する。

 SCはアクシデント車両の回収のため、フォーミュラマシンを先導。その際、12周目のシケイン付近を走行中のNSXが、サイレンを鳴らしながら走る珍しいシーンが中継映像に捉えられた。この様子に対し、視聴者からは「サイレン鳴るんだ」「セーフティカーって音鳴ってたんだ」といった、その音の存在に驚くコメントが寄せられ、反響を呼んだ。

 NSXのセーフティーカーはその後も先導を続け、14周目に入ると回転灯を消灯した。この消灯は、SCがその周で先導を終えることを示す合図であり、NSXは無事に任務を完了し、レースは再開された。国内最高峰のレースの安全を支える絶版名車の「勇姿」が、国内最高峰のレースを彩った。(ABEMA『スーパーフォーミュラ2025』/(C)JRP)

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