【写真・画像】「ぶつかってましたから」日本最速の座を賭けた“激しい攻防”にレーサーも唸る「意地を感じた」 1枚目
【映像】意地のバトルで接触→執念のオーバーテイク
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スーパーフォーミュラ】第12戦(決勝・11月23日/鈴鹿サーキット)

【映像】意地のバトルで接触→執念のオーバーテイク

 日本一速い男を決める2025年シーズンの最終戦、チャンピオン候補は、VANTELIN TEAM TOM’Sの坪井翔、TEAM MUGENの岩佐歩夢、DOCOMO TEAM DANDELION RACING太田格之進、牧野任祐の4人だっだ。

 それぞれチャンピオンへ向けて激しいバトルを繰り広げたが、その中でも太田はクラッシュ寸前のアグレッシブなバトルを見せた。

 太田は、2番手を走行中、「このまま岩佐を抜いて1位になればチャンピオン」という局面で、タイヤがよりフレッシュだった佐藤に後方から迫られた。佐藤は、16周目の最終コーナーで太田の背後にピタリと付け、エンジン出力を一時的にアップするオーバーテイクシステム(OTS)を使用。それを見た太田も、OTSで応戦し、ホームストレートで横並びになった。どちらもラインを一歩も譲るまいと、タイヤをチリチリとぶつけ合うように1コーナーに進入。佐藤はイン側を押さえていたものの、太田も臆せずスピードをゆるめることなく2コーナーに飛び込むと、ピッタリと佐藤のマシンに寄せ続けた。その先のS字ではついに佐藤が先行したものの、太田のチャンピオンへの執念が垣間見える激しいバトルだった。

 田中アナウンサーが「見応えあるバトル、太田の優勝への意地を感じました」とコメントすると、解説でレーシングドライバー中山雄一も「ぶつかってましたからね」と太田のバトルに感嘆した様子だった。(ABEMA『スーパーフォーミュラ2025』/(C)JRP)

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