車両の価格は176万円。諏訪氏は「これなら経費で買えると思って、手を挙げたが、見積もりを見てびっくりした。7500万円……衝撃の値段だった」と明かした。

 1両の重さは約30トン。ただ持ってきて置くわけにもいかず、地盤の整備に4000万円など、予想外の出費となった。それでもなんとか購入したいと、クラウドファンディングを開始。取引先や友人に依頼し、なんと約5000万円が集まった。やっとの思いで設置した車両。中身も現役同然のクオリティだ。

クラウドファンディングをしてまで電車を購入した理由
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